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うつ病になりやすい性格

うつ病になりやすい性格

いかなる人もうつ病にかかる可能性はあります。
ファイザーが2008年4月に一般生活者の12%、つまり約8人に1人がうつ病・うつ状態の可能性であるという調査結果を発表しました。
このことからも分かるようにうつ病は誰にでも起こりうる疾患であることから「こころの風邪」とも呼ばれています。

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うつ病に陥りやすいきっかけには、多くの心理的・社会的要因があります。
しかし、それだけではなく、少なからず本人の性格的なものも影響しています。
それは、ひとことで言えば、なにごとにも「几帳面」「仕事に手抜きができない」「責任感が強い」「誠実」な性格です。
また、「対人的な配慮」や職場などでの「秩序を守ること」を優先する性格でもあります。
このような性格は、これまでわが国では"美徳"とされ、また"理想"ないしは"エリート"の条件と目されていた人間像でした。
昨今の急激な社会環境や価値観の変化にともない、これまで自ら信じていた価値意識にまで変革を迫られる社会状況が、現在働き盛りの人たちでうつ病患者さんを急増させている要因の1つであることは、紛れもない不幸な事実と思われます。
ところが、このような性格の持ち主のなかには、ときとして他人との対応や行動などに「無口」「融通が利かない」「ガンコ」「一徹」な人たちがいます。
いわば、「自分の感情を、うまく言葉で表現することができず(制約された状態)」にあって、「他人とのスムーズなコミュニケーションが苦手」なタイプです。このような性格の持ち主のことを、心身医学の専門家たちは「アレキシサイミア」(失感情言語化症)と呼んでいます。
ちなみに、アレキシサイミアは次のような心理的特徴を持つとされています。

  1. 想像力が乏しく、こころの葛藤を言葉にできない。
  2. 物事を細部にわたって事実のみを中心に(いつ、どこで、ふぁれ画、なぜなど)機械的に説明する。
  3. 感情の言語表現が不得意で、楽しい人間関係が築けない。
・・・・・など

 いわば"超マジメ人間"ともいうべきアレキシサイミア・タイプの人たちは心身症になりやすいといわれていますが、"うつ病予備軍"になりやすいことも指摘されています。また、うつ病だけでなく薬物嗜癖(病的なクスリ好き)、アルコール依存症、科学万能信奉など、ストレス社会に生きる私たちが陥りがちな"ワナ"にはまりやすい性格の持ち主でもあります。
 うつ病と性格との関わりを考えるうえで、もう1つの特徴的な性格傾向があります。それは「A型行動パターン」と呼ばれるタイプです。
 A型行動パターンは、もともと虚血性心疾患(狭心症、心筋梗塞など)の発病に関係の深い性格傾向を指す言葉でした。A型とはアクティブ(攻撃型)のことです。すなわち、「気性が激しく」「競争心が強い」タイプで、「いつも時間に追われ」、「イライラ感が強く」、「物ごとを達成しようとする意欲が人一倍強い」人たちです。
 このような性格傾向が、うつ病(および心身症一般)にも影響を与えているという指摘は、自分とうつ病の距離の近さを図る1つの尺度を知るうえで重要です。


もしこころの風邪、うつ病にかかってしまったら、国の支援を受けて幸せな未来を望みましょう。
「傷病手当」を受給し、生活費を確保し、経済的崩壊を防ぎ、静養しましょう.




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